従来のダブルクレードルフレームからツインスパーフレームが採用される。3分割クランクケース、メッキシリンダー、サイドカムチェーンの採用などエンジンも新設計されたほか、SRAD(スズキ・ラムエア・ダイレクト)の採用など大幅に生まれ変わったモデル。ショートホイールベースされた基本ディメンションはGPマシンであるRGV-Γを忠実にトレースし、179kgという驚異の乾燥重量とともに軽快な操縦性を生み出した。タイヤサイズはフロントが120/70ZR17、リヤが190/50ZR17と、よりパワフルになった加速に応えるようにサイズ変更がなされた。次世代のR750やR1000への骨格となるターニングポイントモデルである。
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