ホーム -> 2008モデル -> GSX-R 1000
2007 GSX-R1000のエンジン制御システムは前モデルの4倍の能力のECMを用いており、強大な計算能力を有する。そうした計算能力はGSX-R1000の抜きん出たエンジン効率に貢献する燃料噴射と排気システムを制御するのみならず、右ハンドルバーに搭載されたS-DMS※のスイッチを用いてライダーによる、様々な走行条件に合わせるための3つのパフォーマンス・セッティングの選択を実現している。 ※S-DMS(Suzuki Drive Mode Selector)を走行中に操作すると、エンジン速度とエンジンパワーの思わぬ変動の原因になることがあります。S-DMSを操作するときは車両を停止して行ってください。
鍛造アルミ合金製ピストンは、フリクションの低減、そして効率向上ために、側面に切り欠き部分と短いスカート部を採用。
各シリンダーの間のピストン・ストロークの底に通気孔を設け、下降中のピストンの下に閉じ込められた空気を隣接するシリンダーに逃がすことにより、内部のポンプ圧と機械的な出力損失を低減します。
シフト・ダウンをスムーズに行えるバック・トルク・リミッター付クラッチを採用。
2007 GSX-R1000はオールニュー・シャーシとなり、重心を可能な限りマシンの中心に集中させる事を含め、サーキットで得られた教訓に基づいて作られている。
フル・リーンにおいてもより精確なフィーリングをもたらすための剛性バランスを発揮すべく開発された新フレームは、中空のステアリングヘッド部、2つのメイン・スパー/スイングアーム・ピボット・プレート部、そしてスイングアーム上下のクロスブレース[左右渡し補強部]を含め、5つのアルミ合金製鋳造部品を用いて造られている。
新しい電子制御式ステアリングダンパーは、低速度域ではステアリングを軽くすべく少な目の減衰力、高速度域ではより多くの減衰力、という、2つの要求される機能を両立している。
フロントフォークは、倒立式56mm径のアウターチューブとこれまで同様DLCコーティングが施されている43mm径のインナーチューブを採用。
2007 GSX-R1000のフットペグは調整可能で、水平と上下方向に14mmの範囲の中で3段階の位置に変更する事が出来る。右側のリヤブレーキ・ペダルとマスターシリンダー、左側のシフトレバーはそれぞれのフットペグ部品と連動している。
インストルメントパネルは、ステップモーター制御のアナログ式タコメーター、デジタル式液晶スピードメーター、ツイン液晶トリップメーター、液晶時計、液晶水温計/燃焼噴射警告灯、液晶ギヤポジション・インジケーターそしてプログラムする事が可能なLEDエンジン回転数インジケーターランプなどを備える。新しい液晶エンジン・モード・インジケーターはライダーがいずれのパフォーマンス・セッティングを選択したのか表示する。 ※仕様地により異なります。
風洞実験を重ねて開発された2007GSX-R1000のボディワークはアグレッシブなスタイルを持ち、優れた空力性能のために前面投影面積を全体的に小さくしている。ウィンドスクリーンはわずかながら高さを増し、ライダーが伏せた姿勢をとるのをより楽にしている。
幅の狭くなったシートとフレームカバーはコーナリングの際のライダーの横方向の体重移動をより楽にし、同時に停止時にライダーの足が地面に触れるのに貢献している。
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