2012年GSX-R1000は、スーパースポーツに要求される「走る」「曲がる」「止まる」の3つの基本性能を向上させる前に、ブランドコンセプトである、「常に“Top Performer”であり続けること」を徹底して見直した。 なぜなら、究極の目標は「サーキット性能のアップ」であったからだ。 このクラスのトップライダーの要求を実現するため、1本出しマフラーとすることにより2kgの軽量化を実現。そして、中速域の加速フィーリングをアップさせた。 2011年モデルをベースに車体性能を最大限に引き出すため、エンジンには細かなチューニングが施された。この新しいパッケージは、サーキットにおいて安定したラップタイムの短縮を可能としている。 2012年GSX-R1000は、エンジン・車体・スタイリングのアップデートが融合し、GSX-Rシリーズのフラッグシップとして、勝利へのパフォーマンスを得た。
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